あなたを襲うCOPD – 桂歌丸 師匠もかかった肺の病気

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
COPDで息切れ

COPDとは、一体どういうものでしょうか?

 

 COPDは「シー・オー・ピー・ディー」と読み、日本語では、「慢性閉塞性肺疾患」と言います。

 タバコによって、肺が壊れ、だんだんと息切れが進行し、酸素が必要となる病気です。他の症状としては咳と痰があります。

 進行すると、酸素が足りない、要するに酸欠状態になります。

 水に溺れて息苦しい状況がずっと続いていることを想像して頂ければ良いのですが、COPDが進行すると24時間そのような状態となります。とてもつらい病気です。

 

 「肺気腫」や「慢性気管支炎」などと以前は言われていたものを含む病気です。COPD 患者さんの90%は喫煙者で、タバコ病の1つです。

 

 死亡の原因としてすでに世界では第4位となっており, WHO(世界保健機関)によると,2020年までには第3位になると予測されています。その割には認知度が低い病気であまり知られていません。

COPDのつらさ

 COPDにかかった有名人では、桂歌丸さん、和田アキ子さん、藤田まことさん、ミスター・スポック役のレナード・ニモイさんなどが有名です。

 下記リンク先では、缶ピース60本を50年以上吸っていた桂歌丸師匠をして、「たばこはもうやめました。あんな苦しい思いをするんだったら、もう吸わない方がいい」と言わしめたCOPDのつらさが良く分かります。ぜひ、クリックしてみてください。

<参考>

桂歌丸さんとCOPD (慢性閉塞性肺疾患)

 -「笑点」の司会を降りる事情が分かります。COPDの症状が良く分かります。

タバコは吸うな!ミスター・スポックからの賢者の言葉 長寿と繁栄を!

– COPDになったミスター・スポックからの魂からの警告です。

藤田まことさんと慢性閉塞性肺疾患(COPD)

 

COPDの実情

 医師の間でもまだまだ認知度が低く、呼吸器専門医でないと診断がつかないこともあります。
日本においては、喫煙者の15%がCOPDにかかっていると考えられていますが、COPD患者さんのわずかに9.4%が診断されているに過ぎません。

 胸のレントゲン写真を診ても早い段階だと診断がつかないことがあります。ですから検診で大丈夫だからと言って安心してはいけません。年寄りの喘息だとか、年のせいだと言われることもあります。

COPDの診断は?

 診断にはスパイロメトリーという肺の機能検査が行われます。

スパイロメトリー

スパイロメトリーの様子

 

 

 最近になり、ようやくマスコミなどでも取り上げられることが増えてきており、「肺の生活習慣病」とも言われるようになってきました。
 COPDの自然経過をイメージするのに有名なものとして図1があります。この図からいえるのは、何歳でも禁煙するのには意味がありますが、禁煙するのに早いに越したことはない!ということです。

 

タバコはやめましょう!

禁煙センセイは、あなたの禁煙を応援します。

COPDの加齢による呼吸機能変化

図1. COPDの自然経過

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*